初期検討段階のドキュメントと運用ルールを取り込む

ルール策定前に書かれた設計ドキュメント7点を、以降の基準点として
そのままの状態で記録する。CLAUDE.md のルール1〜4は未適用。

Co-Authored-By: Claude Opus 5 <noreply@anthropic.com>
Claude-Session: https://claude.ai/code/session_01MdLT5x5ka5y6CaWLeE3EKb
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2026-09-18 08:43:01 +09:00
co-authored by Claude Opus 5
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# PHYレイヤー
## 概要
PHYレイヤーは、キースイッチやキーキャップ、その他周辺部品の物理的な配置に関する情報を提供する。
付加的な情報として、matrix情報(ELCレイヤー)や入力キー情報(MAP/IMEレイヤー)を含ませることができるが、必須ではない。
## 構造
### キースイッチ/キーキャップの配置
各キーはスイッチ・キャップの情報を統合された状態で持ち、キャップの位置・サイズからスイッチ座標を特定する。
以下、単に「キー」と呼ぶ場合、キーキャップの位置・サイズを表すオブジェクトをさすこととする。
### プロファイル設定
1ファイル内に複数のプロファイルを持たせることができる。
ユニットサイズ(1Uが何mmか、x軸・y軸それぞれ)を規定。
ビジュアル表現として、内側へのオフセット位置及びオフセット距離(mm or U単位)・R(U単位)を規定。
### キーの座標
キーキャップの左上角をローカル原点とする。
座標単位はU。1Uのサイズは別途指定する。
回転中心はローカル原点からの相対座標で表す。グローバル
座標・回転角度は0.25U単位・15度単位でスナップするが正規化しない。
### キーのサイズ
0.25U単位でスナップするが正規化しない。
### グルーピング
複数のキーを「クラスター」としてまとめて運用することができる。
クラスターのみにフォーカスして編集が可能。
クラスターごとの回転中心を設定できる。
**内部処理での利用**:
- クラスターごとの一括編集・移動・回転
- 階層構造による管理(クラスターの入れ子構造)
- 編集時のフォーカス制御
**外部連携での扱い**:
- KLE JSON出力時は、個別のキー配置のみを出力(クラスター情報は含めない)
- 別途クラスター情報JSONとして構造を保存
- キーIDによる紐づけで関連性を管理
### 何かある?
## 保存形式
キーごとに絶対座標を持つ。
全てのキー、またはキー及びクラスターをまとめたクラスターを配列として持つ
```ts
type Position={
x:number,
y:number,
w:number,
h:number,
rx:number,
ry:number,
ra:number
}
type Key={
position:Position,
profile:Profile
}
type Cluster={
position:Position,
clusters:(Key[]|Cluster[])
}
const keys:(Key|Cluster)[]=[]
```
## 連携用出力形式
### 設計方針
KLE向けの出力は既存のKLE JSON形式を維持し、クラスター情報は別のJSONファイルとして出力する。
両者の紐づけは、KLEのlabel部分に埋め込むユニークIDを使用する。
### KLE JSON出力
標準的なKLE JSON形式で出力。各キーのlabelにはユニークIDを含める。
```ts
type ConfigObject = {
x?: number,
y?: number,
w?: number,
h?: number,
x2?: number,
y2?: number,
w2?: number,
h2?: number,
rx?: number,
ry?: number,
ra?: number,
l?: boolean,
n?: boolean,
d?: boolean,
c?: string,
t?: string,
g?: boolean,
a?: number,
f?: number,
f2?: number,
p?: string,
s?: string
}
type KeyLabel = string // ユニークID + 表示用ラベルを含む
const kleData = (ConfigObject | KeyLabel)[][]
```
### クラスター情報JSON
キーのクラスター構造を管理する別ファイル。
```ts
interface ClusterInfo {
id: string, // クラスターのユニークID
name?: string, // 表示用クラスター名
position?: Position, // クラスター自体の位置・回転情報
keyIds: string[], // 所属するキーのIDリスト
subClusters?: string[] // 子クラスターのIDリスト(ネスト構造用)
}
interface ClusterData {
version: string,
profiles: Profile[], // プロファイル定義
keys: { // キーID -> 追加情報のマップ
[keyId: string]: {
originalLabel?: string, // KLEのlabelから抽出した表示用文字列
matrix?: MatrixPosition, // matrix情報(オプション)
mapping?: KeyMapping // キーマッピング情報(オプション)
}
},
clusters: ClusterInfo[] // クラスター構造定義
}
```
### 出力例
#### keyboard.json (KLE形式)
```json
[
["key-001\nQ", "key-002\nW", "key-003\nE"],
["key-004\nA", "key-005\nS", "key-006\nD"]
]
```
#### keyboard-clusters.json
```json
{
"version": "1.0.0",
"keys": {
"key-001": { "originalLabel": "Q", "matrix": [0, 0] },
"key-002": { "originalLabel": "W", "matrix": [0, 1] },
"key-003": { "originalLabel": "E", "matrix": [0, 2] },
"key-004": { "originalLabel": "A", "matrix": [1, 0] },
"key-005": { "originalLabel": "S", "matrix": [1, 1] },
"key-006": { "originalLabel": "D", "matrix": [1, 2] }
},
"clusters": [
{
"id": "cluster-alpha",
"name": "英字キー",
"keyIds": ["key-001", "key-002", "key-003", "key-004", "key-005", "key-006"]
}
]
}
```
### 分離設計のメリット
この設計により以下の利点が得られる:
1. **KLE互換性の維持**:既存のKLE関連ツールとの完全な互換性を保持
2. **柔軟な拡張性**:クラスター情報を独立して管理・拡張可能
3. **段階的移行**:既存のKLEユーザーが段階的に拡張機能を利用可能
4. **ツール間連携**:KLE標準形式での出力により、他のキーボード設計ツールとの相互運用性を確保
5. **データの軽量化**:KLE出力時に不要な情報を含めず、ファイルサイズを最小化