# PHY Editor モックの所感(画面仕様の入力) モックを触った所感と、それを受けた議論の整理。**仕様ではない。** 画面仕様を一から作るときの入力にし、仕様へ反映したら消す。 ## 方向が合意できたもの ### 選択 - 何を選択しているかが一目で分かること(モックは選択枠がほぼ見えない。下記「モックの実装上の問題」)。 - クリックでの追加選択は1件ずつのトグルのみ(連続選択の「順番」は作らない)。 - 複数選択はキャンバス上のドラッグ(範囲選択)でもできる。 - キャンバスでクリックすると、それまでの選択によらずキーが選ばれる。 - クラスターは長押しで選ぶ。押している間、一定間隔で選択先が直近の親から順に上がり、 一番上の親の次はキーに戻ってループする。離したときの状態で選択が確定する。途中の選択先はインジケータで示す。 - Shift+長押しで、クラスターを選択に足せる。 - 親とその配下は同時に選択しない(変換が二重にかかるだけで、使い道がない)。 - クラスターは長押しのほか、階層パネルとキー操作(親へ上がる・子へ降りる)でも選べる。長押しはヘルプで案内する。 - タッチ操作(長押しが標準のメニューと重なる)は当面考えない。 - 何もない場所のクリック・Escで選択を外せる。クラスターの矩形の内側でもキーのない隙間は何もない場所として扱い、 クリックで選択を外し、ドラッグで範囲選択にする。 ### クラスター - クラスターの当たり判定・選択表示は子を囲む矩形。クラスターのローカル座標で取る(回転に追従するOBB)。 - 階層(ツリー)パネルはクラスター・VariantGroupの選択と構造の確認に必要。キーの一覧としては不要なので、キーは畳むなど目立たせない。 - VariantGroupはクラスターの一種という認識。移動・回転の「親」にVariantGroupも含む。 ### フォーカスモード - 特定のクラスター内だけを編集対象にし、他を薄く表示するモードを作る。 - 入る: クラスターを選んだ状態でダブルクリック。ダブルクリックを始めた時点で選ばれていたクラスターに入る (1回目のクリックで選択がキーに移っても、入る先は変わらない)。キーボードではEnter。 - 出る: Esc。選択があるときのEscはまず選択を外し、選択がない状態のEscでフォーカスを抜ける。 ### 移動・回転・サイズ - 移動・サイズ変更・削除をキーボードで操作できる。削除は参照の確認(T-15)を省かない。確認は操作した場所の近くに出す。 - 矢印キーでの移動方向は、直近の親(クラスター・VariantGroup)の軸方向。ドラッグと同じ。 - 移動の刻みはグリッドの状態として持ち、矢印キーとドラッグが同じ刻みに従う。修飾キーで刻みを変えない。 - 複数選択に対して回転以外の操作(移動など)もできる。 - 複数キーを共通の中心で回したいなら、それはクラスターをなす。選択ノードを個別に回転する操作はそれとして残す。 ### 表示 - キャンバスは画面サイズに追従する(モックは1152×896px固定)。 - 読み込み時は全体が収まり中央に来るようにズームする。同じ操作をボタン・キーでも呼べる(全体表示)。 - ボタンはアイコン化したい。ツールチップを付ける。 ### 呼び方と見出し - PHYの要素は、キー・クラスター・部品・バリアントグループ・バリアントと呼ぶ(仕様書の呼び方に揃える)。 「レイアウト」は配置全体を指す語(QMKの `LAYOUT_*`、KLE)とぶつかるので、バリアントの呼び名に使わない。 - 階層の最上位は root と呼ぶ(フォーカス中のパンくずなど)。 - 別の親へ移す操作(reparent)は「移し先…」とし、行き先は候補の一覧(root・クラスター・バリアント)で見せる。 「移動」は座標の移動と紛れるので使わない。 - 見出しを付けすぎない。操作ボタンはキャンバスの上に置き、階層パネルは木だけにして見出しを付けない (開閉ボタンのツールチップは「階層」)。キャンバスにも見出しを付けない。 - プロパティ欄の項目名はモックのままでよい。 ### バリアントの切り替え - キャンバス上で、バリアントグループの右上に小さなバッジを常に出し、クリックで開くポップオーバーからバリアントを選ぶ。 バリアントがどこにあるかを一目で分かるようにするため、選択中だけにしない。 - バッジはグループの座標系(OBB)の右上に置く。文字は正立させ、大きさは画面上で固定する。フォーカス外では薄く表示する。 - キーでは V / Shift+V で次・前のバリアントへ送る。バリアントグループを1つ選んでいるときだけ効く。 - 切り替えで隠れたノードの選択は、そのバリアントグループに移す。 - ポップオーバーでは既定のバリアントを印で示すだけにする。既定の変更とバリアントの追加・削除はデータを変えるので、 表示の切り替えと分けてプロパティ欄や操作ボタンで行う。 ### コピー&ペースト - IDと参照の扱いは [仮決定 T-11](decisions.md#t-11-id)。 - 貼り付け・複製したノードは、選択中のノードと同じ親に、元の位置からグリッド1刻みずらして置く。 選択がなければフォーカス先(フォーカス中でなければ root)の直下に置く。 - コピーした内容はアプリ内に持つ。システムのクリップボードからはKLE JSONだけを読む(別のプロジェクトへの貼り付けは当面作らない)。 - クリップボードのKLE JSONを貼り付けで取り込める。幾何だけを読み、新しいIDを振る(KLE取り込みと同じ経路で、手元のデータとは照合しない)。 ## 要検討 ### モックで試して決める 触って比べないと決まらないもの。 - 長押しの詳細: 選択先が上がる間隔、インジケータの見た目、長押しとドラッグの切り分け(長押しで階層を選んでからドラッグに移れるか)。 - 個別回転とクラスター化してからの回転のどちらを主な操作にするか。 - キー割り当て。叩き台をモックに入れて試す。叩き台と残っている問いは [phy-editor-keybindings.md](phy-editor-keybindings.md)。 - グリッドの刻みの候補値の過不足。初期の候補は [仮決定 T-28](decisions.md#t-28-スナップ)。 - どこまでアイコンのみのボタンにするか。 - ホイールでのカーソル中心ズーム、ホバー時の強調(モックに無い。未議論)。 - バリアントのバッジが隣のバッジやキーと重ならないか。V をグループ内のキーを選んでいるときにも(いちばん近いグループに)効かせるか。 ### 画面仕様までに決める 試さなくても決められる、または試す前に決めておく必要があるもの。 - タブ名と検証結果欄の呼び方。PHY・ELCなどのレイヤー名は設計上の仮称で、画面に出すかどうかは別途決める。 全エディタに共通するので、PHY Editorとは別に扱う。 - 別のプロジェクトへ貼り付けられるようにする場合、貼り先に同じIDのProfileがない、またはIDが同じで中身が違うときの扱い。 ## モックの実装上の問題 作り直しで解消する前提で、原因の記録だけ残す。 - 選択枠が見えない: `.key-face` に `vector-effect: non-scaling-stroke` があり、`stroke-width: 0.055` が画面上0.055pxになる。 - クラスターをキャンバスでつかめない: クラスターの `` に面がなく、子キーの `pointerdown.stop` が先に取る。 - プロパティ欄の「±.25U」「±15°」は+方向しか呼ばない。画面下部に同じ操作の −/+ ボタンが重複している。 - 複数選択の回転は各ノードの原点まわりに個別に回る。ドラッグで動くのはつかんだ1件だけ。