フットプリントの選択はPCB設計ツール側の仕事で、Beyond KLEはその手前までを扱う。 前の決定で品種を持つ根拠にした「3pinの明示」はKiCadに渡す情報の話だったため、 端子配置とソケット方式を落とし、解釈しない部品グループのラベルと向きだけを残す。 キーごとの検出方式はELCが持つ(2端子前提ではHEの配線を組めないため)。 未知の端子配置の問い(P-9)は、品種を持たなくなったので消滅。 Journal: journal/2026-09-20-switch-terminal-reversal.md Co-Authored-By: Claude Opus 5 <noreply@anthropic.com> Claude-Session: https://claude.ai/code/session_01RCUFZ7vmSqQyGAPUFNWoiz
3.3 KiB
スイッチの品種をPHYで持たない (同日の 2026-09-20-switch-terminal を覆す)
結論
PHYはスイッチの品種(端子配置)もソケット方式も持たない。不透明な部品グループのラベルと、スイッチの向きだけを持つ。 どのフットプリントを使うかはKiCadなどPCB設計ツール側の選択で、Beyond KLEはその手前までを扱う。 キーごとの検出方式はELCが持つ。
案の比較
| 案 | 採否 |
|---|---|
| 端子配置(MX-3pin、Choc V1 など)とソケット方式をPHYで持つ | 不採用(同日の前の決定を覆した) |
| 不透明な部品グループのラベルだけ持つ | 採用 |
| 何も持たない(向きのみ) | 不採用 |
| 検出方式をPHYの端子配置から導出する | 不採用 |
| 検出方式をELCが持つ | 採用 |
覆した理由
前の決定は「3pinを明示的に使いたい制作者が多い」を根拠に、品種を設計データとして持つ((a)案)とした。 この要望はKiCadに渡すフットプリント選択の話であって、Beyond KLEのデータに対するものではなかった(ユーザー確認済み)。 根拠が消えたため、品種を持つ理由がなくなった。
ソケット方式も同じ論理で落ちる。配置に一切影響せず、フットプリントの差でしかない。
向きは残る。部品を知らなくても回転角として渡せるので、品種を落としても壊れない。
部品グループを残した理由
品種を落とすと、Chocのボードの一部だけMXにするような不均一な構成で「どのキーが同じ部品か」が表現できなくなり、 PCB設計ツール側で手作業の割り当てが必要になる。設計者の意図だけを保存するために、解釈しないラベルとして残した。
Beyond KLEはラベルの中身を解釈しない。穴・パッドの配置も低背かどうかも持たない。 この結果、未知の端子配置をどう扱うか(旧P-9)という問題自体が消えた。全部が未知になるため。
検出方式をELCに移した理由
前の決定では「端子配置が電気的インターフェースを決めるので、ELCはスイッチ情報を持たない」としていた。 これはHEで成り立たない。ホールセンサは電源・GND・アナログ出力の3端子で、ダイオードマトリクスには載らず、 ADC/マルチプレクサに繋がる。「どのスイッチも2端子」という抽象化では配線を組めない。 キーごとの検出方式が要り、これは電気的な性質なのでELCの持ち物とした。光学スイッチの端子構成は未確認。
捨てた案: 部品カタログ
ピン配置を「層ではなく、設計をまたいで共有される部品カタログ」として置き、PHYは割り当てだけを持つ案を検討した。 Beyond KLEがフットプリントを選ばないなら、カタログを持つ理由自体がなくなるので採らなかった。
残る影響
- keyboard-design-layers.md のELCの役割は「マイコンのpinと各キーの対応」で、検出方式を含んでいない。ELCを詰めるときに追記が要る
- 低背かどうかをPHYで知りたいという要望は、Profileのユニットサイズ(MX 19.05mm / Choc 18×17mm)が実質担っている